差し込み・置き・差し返しについて(報告書No.12)
▼目次▼
地上戦での立ち回り
▪地上戦の考察
通常技の振り合いになった際に、どういった考えで技を振るのかの解説。ストリートファイター6のチュートリアルの復習のようなものにはなるが、地上戦での差し合いについて、A.K.I.視点で紹介していく。
差し込み
▪概要
こちらの技の間合いまで近寄って攻撃を当てにいくことを差し込みという。ガイルのようにしゃがんで動かないキャラも時々いるが、大半の場合は、技をスカしたところに攻撃を返そうと前後に移動してる場合が多い。そこで近寄って下段を差すという戦法。差し返しを狙ってる相手には大きく踏み込んでもいい。相手があまり警戒してなさそうな強Pもあり。置きに弱い。
A.K.I.の場合、蛇頭鞭や紫煙泡があるため単純に差し込む場面はそこまで多くはないが、ジャンプを警戒する距離であれば、しゃがみ中Kで触るのもあり。ガード時+1F。下段でなくとも、しゃがみ強Kはリーチもあり、ガード時のドライブゲージも大きく減らす。インパクトにもSAのキャンセルで対応できるため、なかなか使い勝手が良い。
置き
▪概要
相手が前にでることを予測して、技を振っておくこと。前ステップなどを潰せる。かみ合えば生ラッシュも潰せる(逆に生ラッシュで差し返される場合もある)。前後に歩いたり、様子見しながら、相手が前に出てきたところに技が当たるように振っておくというような考え。こちらは基本空振りのため、あたった時のために仕込みをすることも可能。差し返しに弱い。
▪仕込みとは
キャンセル可能な通常技から必殺技を入力しても、当たっていなければ必殺技は発動しない。ということは、当たった時だけに必殺技が発動しヒット確認等もする必要がないうえ、ダメージも伸びる。
A.K.I.の場合、持続の長い中P、リターンの大きいしゃがみ中P、差し返されにくい中Kなどがある。中Kはリスクも少なく、リーチも長いがキャンセル不可の技のため、出鼻を挫くだけであまり展開はない。しゃがみ中PにOD蛇頭鞭を仕込むのが一番リターンが大きいと思われるが、差し返しはされやすい部類。困ったら中Pで蛇頭鞭か、紫泡撤を仕込んでおこう。
差し返し
▪概要
前後に移動し、相手に技を空振りさせてそこに反撃をいれること。相手の技振りの硬直を狙うため、ほとんどの場合パニカンになりやすく、大きいダメージを期待できる。近寄ったように見せかけ、後ろに引く行動等をするため足が速いキャラクターは狙いやすいかも。技を見た後に反応しても遅い。そのため、相手の動き出しをみて押すタイミングで狙う。差し込みに弱い。*反応速度があれば、差し込みを潰す選択をできるかもしれない。
A.K.I.の場合、強Kでの差し返しができれば凄まじいリターンになるが、難しい。比較的成功しやすいのは、中K、強Pあたり。中Kがパニカンしたらしゃがみ強Pが入る。しゃがみ強Kもパニカンになれば特殊な吹き飛びになり、追撃できる。
ザンギエフの強Pやマリーザのグラディウスは、若干遠い距離で置きとして使用する相手も多い。そちらには弱蛇頭鞭がおすすめ。
さいごに
▪個人的見解
A.K.I.は紫煙泡、凶襲突、蛇軽功などのトリッキーな動きが可能なので無理に差し合いに付き合う必要はない。ただ、ランクが上がれば上がるほど対策されてきて、差し合いの知識がいずれ必要になると思われる。どの通常技が置きや差し返しに使いやすいか、参考にしていただければと思う。